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スペアが必要
コガネムシ被害で枯らされた鉢のスペア(一般苗)を作っておく必要があるので
冬剪定時 徒長枝やシュートを使って 休眠挿しで苗木をつくる
3~5か月間(挿した時期による) 水だけで根を伸ばした後に 鉢上げ
そして 液肥を与え始める
この間にも 少しずつ苗木は枯れていき 元気な苗木だけが成長し 3年後には圃場デビューを飾る
今シーズンは かなりの数の苗木をコガネムシ他にやられたので 3年前に作成したスペア苗木を使い果たした
2年前は 農園立ち上げで忙しく ほぼ苗木作りを行っていない
昨年は 2年前の分も含めて沢山作ったので 今 鉢増しが大変(ほぼこれから)
写真は 鉢上げ後1年経過の苗木達(剪定後)
育苗場の潅水システムにセット
来年分の苗木が不足することがもうわかっている(枯されないことはないので)
今シーズン夏から秋にかけて 来年即戦力の苗木を買い足しする必要あり
こうなると 大粒品種だけでなく 強くて豊産性の品種が良いな
もう今シーズン初? 種類は予想通り
表裏一体
鉢+養液栽培のブルーベリー農園の売りは 大きくて甘い果実を提供できること
その理由は コントロールされた液肥を鉢内に点滴できるから
一方 その裏では 鉢ならではの とても困ることが起こってしまう
鉢の中では 他の雑草などもなく 限られたスペースのため
地植えよりも 根を食う虫の被害に逢いやすい
何年間も育てて果実がたくさん実るようになった苗木を枯らされてしまう
原因の殆どが コガネムシ幼虫による被害
鉢の用土はアクアフォームなので ダイアジノン等の土に混ぜる農薬は効果なし
いままでの振り返りと今シーズンの対策
2023シーズン お手製トラップ&成虫を手で捕獲
⇒ 想定よりかなり少ない被害(2024シーズンに向けて油断した)
2024シーズン 観かけた成虫をとにかく手で捕獲(2023年の10倍以上 特にアオドウガネ)
⇒ 想定を遙かに超える被害
⇒ 半分やられたまま越冬された苗木が 1~2鉢/週 今でも枯れる
⇒ スペア苗木を使い尽くした
2025シーズン 専用フェロモンを使った専用トラップを準備
⇒ 仕掛けるのは 花の季節が終わった後に
もうすぐ今シーズンの始まり さあ どうなる?